銀行系クレジットカードについて [クレジットカードについて]

最近は、銀行のキャッシュカードにクレジット機能が付いたものや、銀行のグループ会社が発行しているような、いわゆる銀行系クレジットカードが多いですよね。

例えば、有名どころとして三井住友銀行の「三井住友VISAカード」や、東京三菱UFJ銀行の「DCカード」があります。

これらのカードは、グループ会社から発行されています。

銀行がカードを直接発行せず、グループ会社が発行している理由は、銀行法によるものでした。

1982年までは、「銀行で扱える業務・商品」の範囲が決められていたのです。

それにより、クレジットカードは銀行が直接発行できなかったため、グループ会社を経由してクレジットカード業界に参入していった、という経緯があります。

最近は、銀行の窓口でも投資信託等を扱えるようになりましたが、以前は投資信託も禁止されていました。

しかし、今は銀行法が改正され、銀行が直接発行しているカードもあります。

ただ、業務効率化等の理由から、今も引き続きこのグループ会社が発行しているカードも数多く存在します。

余談ですが、銀行が直接発行しているカードは、地方銀行に多い気がします。

また、銀行と同様、クレジットカード業界においても、再編や吸収合併が行われています。

例えば、信販系で最大であった日本信販も、今は東京三菱UFJ銀行の系列にあります。

以前は、「銀行系」、「信販系」と区別されていたものも、一緒になったものが増えているため、クレジットカードの境界線もなくなってきているといえます。

銀行グループ内で、複数ブランドのクレジットカードを発行している銀行が、「三井住友銀行」、「東京三菱UFJ銀行」です。




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